座間市入谷東にてマンションの査定相談をいただきました。
今回はご親族への返済計画を含む、住み替えに伴う査定相談をいただきました。
利便性と住環境のバランスが良いエリアですが、査定書をまとめるにあたっては、単なる「相場」という言葉では片付けられない難しさに直面しました。
まず直面したのは、相場価格と返済希望額の間に生じる「乖離」をどこまで許容できるかという問題です。
親族間での約束がある以上、一定の価格死守は至上命令ですが、それを優先すれば成約までの期間は確実に延びていきます。
空室期間が長引けば、それだけ維持費が手残り金額を削っていくことになるため、この「成約価格と維持費の損益分岐点」をどこに設定すべきか、実務者として一度立ち止まって深く考えざるを得ませんでした。
また、近隣の競合物件と比較した際、本物件の内装状態が買い手の目にどう映るかについては、正直なところ慎重すぎるほどの見極めが必要だと感じていました。
安易に「すぐ売れる」と断定することは、かえって売主様をリスクにさらすことになりかねないからです。
査定額をご提示した際、私は期待と不安が入り混じった複雑な心境でした。
返済計画のために強気の数字を維持すべきか、早期売却のために現実的なラインを探るべきか。
この二律背反をどう解消すべきかは、データだけでは割り切れない実務の難しい部分ですが、そこに向き合うことこそが私の役割だと考えています。
こうした私の率直な懸念や、現場のシビアな視点を含めた提案に耳を傾けてくださり、最終的に当社へご売却の正式なご依頼をいただく運びとなりました。
数ある不動産会社の中から、私たちの提案を信頼して大切な資産を託してくださったこと、その決断の重みを深く受け止めております。
当社では、町田市や相模原市などの近隣エリアにおいて、こうした個別事情を抱える案件を数多く手掛けております。
単なる机上の計算ではなく、現場での成約動向に基づいた、地に足の着いた出口戦略を今後も全力で遂行してまいります。
売却の方向性を検討される際の一助として、まずは今のご不安をそのまま共有してくださいませ。
より良い選択肢を見つけるお手伝いをさせていただきます。

